マーマレードのルーツを調べた。

スペインのセビリア産「セビルオレンジ」が、イギリスで嵐にあい、出荷できず困ったのを、キーラー氏が、安く買った。

しかし、皮が苦く、生では、食べにくい種類だったので、当時貴重な砂糖で炊いたのが、始まりと言われています。

英国の伝統的朝食「イングリッシュ・ブレックファースト」にかかせない、朝の味。

少し苦みのある甘い味で元気な1日をスタートする。

毎年1月下旬に、大量のオレンジを買い込み、1年分を手作りするくらい英国で、家族の味らしい。

今公開中の映画「パディントン」という熊の主人公が、マーマレードが好物という設定です。

当社の「鳴門オレンジマーマーレード」も、皮に苦みがあり、原型に近い味らしい。

戦後、知人がGHQの高官に「鳴門オレンジのマーマレード」を食べてもらったら、アメリカのマーマレードよりも美味しいと絶賛したと、後日手紙をいただきました。

最近、親戚から、「フォートナム・アンド・メイソン社」のビンテージマーマレードをもらって食べたら、当社のに近い味でした。

新マーアレード